化学メーカー技術営業職で転職活動してみて感じたメリット(新卒3年目)

こんにちは！グリチキです！
今回は化学メーカーに技術営業職として働いている僕が転職活動を行った体験談を書いていきたいと思います。
一応、僕は転職活動をしていく中で、大手電子部品メーカーから内定をいただくことができました。

少し前は転職するということはマイナスというイメージが強かったですよね。
ただし、今は働き方の多様化や終身雇用の崩壊等で転職するということに関してのイメージが変わってきていると思います。

そこで実際に転職活動を行った僕の実体験を書いていきます。
よろしくお願いします！

転職活動を行って感じたメリット

僕は実際に転職活動をしていく中で大手電子部品メーカーから内定をいただくことができました。
しかし、僕は転職せずに今の会社に残るという選択をしました。

それでも今回転職活動を実際に行って感じたメリットは3点あります。

・今の自分の市場価値を知れた
・今の自分の環境の把握できた
・自分の働き方の価値観の再確認ができた

以上の3点になります。次から実際にそれぞれの解説していきます。

今の自分の市場価値を知れた

皆さんは今の自分の価値を把握していますか？
今の会社で年収＝自分の市場価値という訳ではないです。

僕の場合は転職エージェントを利用して転職活動を進めていました。
会社からオファー(求人)を見ていくと今の年収より高くなるパターンや同じパターン、低くなるパターンがあります。

年収が今よりも高くなる→適正な評価を受けていない可能性がある。
という風に自分の市場価値を知ることができます。
僕の場合だと未経験業種以外の求人は今と同程度の給料でしたので、適正年収付近だとわかりました。

年収が上がる求人がないという人は求人を確認して、どうすれば年収を上げることができるかわかると思います。
僕の場合だと、英語スキルがあれば年収アップを狙うことができそうでした。

今の自分の環境を把握できた

自分の市場価値を知るということにも通ずるものですが、今の自分の環境を把握することができました。

今の自分の年収が適正であったり、残業時間や勤務地等が他の会社(求人票)と比較することにより今の就労条件が悪くないということに気づくことができました。

このようなことを気づくと普段の働いている時の気持ちの持ちようも変わってくると思います。

やはり視野を広く持たないといけないなと感じました。

自分の働き方の価値観を再確認できた

転職活動を進めていくにあたって働き方の価値観の再確認をすることができました。

色々な求人を見ていると、勤務地が都市部じゃないと嫌なことや、残業時間が明らかに増えそう、面接を受けた時の雰囲気や印象、年収など、普段気にしないことも気にするようになりました。

求人を見るたびに、この勤務地は違うな…。残業今よりも増えるの嫌だな…。この年収だと今のままでがいい…。

という感じで自分の働き方に関する価値観を確認することができました。
実際に転職した時の想像をすると具体的にイメージすることができました。

僕の場合は大手電子部品メーカーから内定をいただくことができましたが、働き方の価値観の違いから内定を辞退しました。

そもそもなぜ転職活動をし始めたのか？

そもそもなぜ今回僕が転職活動を行ったのか経緯を説明します。
僕が転職活動を開始したきっかけは4点あります。

部署異動の可能性が出てきた

僕は現在技術営業として働いていますが、働き方と給料の面のバランス的にコスパ最強だと感じています。
コスパ最強が故に今の会社に在籍していると言っても過言ではないです。

そんな中で部署異動の可能性が出てきました。
移動先の部署はサービス残業が横行しており、コスパが悪くなるのは目に見えていました。

僕の場合はやりがいよりもコスパをいかに良く働けるかに焦点を当てているので転職活動をしてみようと思いました。

職場の雰囲気が悪くなっていた

最近職場の雰囲気が悪くなっていました。
上司の愚痴や仕事の愚痴等言っており、職場の雰囲気があまりよくありませんでした。

愚痴を言ってストレスを発散するというのも大事ですが、そんな職場で働き続けるというのもどうかなと感じていました。
自分で変えれる範囲の職場環境の改善はやってきたつもりですが、これ以上はなかなか難しいなと感じていました。

そうなると自分で他の職場で働くという選択肢を取るために転職活動をしてみようと思いました。

キャリアアップするために

キャリアアップが出来れば給料が上がりますよね。
給料が上がれば仮に同じ労働時間であればコスパが上がります。

自分が実現したいキャリアプランのためではなく、給料アップが目的のキャリアアップという認識をしていただけたらと思います。

世間一般的には、将来のキャリアプランのためのキャリアアップであったり、自分の市場価値を高めるためにキャリアアップをすると思います。

大手企業で働いてみたかったから

大手企業で存続していけるというのは、何かしらのノウハウであったり、経営論であったり、組織体制が整っていると思います。
僕の今いる会社は扱う製品でのシェアは業界トップレベルですが、組織の大きさ的には小さいと思っています。

職場環境であったり、評価制度であったり、上司のマネジメントに関しては今の組織が小さいが故なのかなと考えました。

大手企業でも同じことが起こっているかどうか興味を持ちました。

転職活動の流れ

最後に僕が実際に内定を頂くまでの流れを紹介していきます。

転職エージェントに登録

僕の場合は転職サイトに登録するのではなく、転職エージェントに登録しました。
転職サイトと転職エージェントの違いの細かな説明は省きますが、結論をいうと転職エージェントを利用した場合の方が転職が上手くいく場合が多いです。

転職エージェントに登録後面談があります。
面談では転職活動の方向性、履歴書、職務経歴書の書き方を話し合います。

履歴書、職務経歴書の作成

先ほども書いた通りエージェントさんと話し合って転職活動の方向性を決めたはずなので、それに沿って履歴書と職務経歴書を作成していきます。

職務経歴書を作成するにあたって、今までの自分の職務実績であったり、スキルを書いていきます。
人によってはここで、自分の足りていない部分(僕の場合は英語スキル)を確認することができます。

自分の現状を把握するという意味では今すぐに転職をしない人でも作成する価値はあると思います。

企業に応募＆書類選考

エージェントさんから求人を紹介されます。
各々の転職の目的に合わせて求人をチェックしていきます。

僕の場合は求人を30件程紹介していただき、その内の20件ほどに応募しました。
提示された求人に全て応募しなければならないという訳ではないので、違和感を感じたり、違うなと思ったら遠慮なく応募しなくて大丈夫です。

適性検査＆面接

書類選考を通過したら会社によっては適性検査が実施されます。

ちなみにですが、僕は書類選考は20件ほど応募しましたが、通ったのは5件ほどでした。
他の会社はお祈りメールもありますが、ほとんどが企業さんからレスポンスが無いのが大多数で驚きました。

面接ですが、今はWEB面接が主流となっており、一日に複数回面接行うことができます。
僕も実際に午後から有給休暇を取得して、3社ほど面接をしてもらいました。

また、定時後にも時間を調整していただくことができるので、各々の状況に合わせて相談したらいいと思います。

内定

僕の場合は1回の面接で内定を頂きました。
新卒の時の就職活動と比べるとスピード感が明らかに違いました。

僕の場合は本格的に転職活動をし始めてから2週間ほどで内定を頂くことができました。

内定書を頂きましたが、年収や家賃補助の説明、等級についての記載が書いていました。

内定を頂いても転職しなかった理由

僕は実際に内定を頂きましたが、内定を辞退させていただきました。
理由としては自分の働き方の価値観と転職先の働きかたの価値観に違いがあったためです。

仮に転職したら、転職活動をし始めたきっかけを満たすことはできます。
しかし、そもそもの働き方の価値観という点で引っ掛かりました。

具体的には勤務地とコスパがあまり上がらないという点でした。
勤務地に関しては今回の内定先では都市部ではありませんでした。その上今の住んでいる地域、地元の地域からも離れてしまうので、そこまでして転職したくないと感じました。

また、コスパが上がらないという点でも違和感を感じました。
年収は現在と同程度でしたが、明らかに残業や勤務時間が長くなりそうでした。
(新たな会社での挑戦のため)

僕自身は会社員生活を一生続けていくのは違うなと感じているので、将来的にはコスパが上がるかもしれませんが、それよりも今の会社で副業に力を入れた方がいいのではないかと判断しました。

転職活動は意味がない？

転職しないなら転職活動する意味ないじゃん！
という意見があると思います。

しかし、先ほども書いた転職活動を行うメリットは享受できますし、僕自身も今後の人生の方向性を改めて確認することができました。
また、転職活動を行い、今の環境(職場、プライベート)が良いものだということも再確認できました。

転職するのはリスクを伴いますが、僕のように転職活動を行うだけであれば、ノーリスクで行うことができます。
転職活動を行うだけでも得られることはあるので、迷っている人は是非転職活動をしてみてください！

P.S　勤務地さえ条件と合致してたら余裕で転職してました。